お役立ちコラム
2級管工事施工管理技士の勉強方法とは?どれぐらい勉強すればいい?
管工事の施工管理を行えるのが管工事施工管理技士であり、管工事施工管理技士には1級と2級があります。
2級管工事施工管理技士を取得したら、営業所や現場での専任技術者や主任技術者になれます。
資格取得には国家試験を受けないといけませんが、どれぐらい勉強すれば合格できるのでしょうか?
この記事では、2級管工事施工管理技士の試験に合格するために必要な勉強について説明します。
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目次
2級管工事施工管理技士の試験内容
筆記試験の第一次検定と、実地試験の第二次検定の二つがあります。
第一次検定は、管工事一般、管工事専門、施工管理、管工事の法規の四つに分けられます。
全52問が出題され、40問選択して回答し、24問以上正解すると試験合格です。
つまりは6割以上正解で合格でき、得意分野を重点的に学習し正解数を増やすのが、試験合格への道です。
受験資格の緩和
2021年度4月より、受験資格が緩和されました。
今まで学科試験と実地試験が行われていましたが、学科試験が第一次検定、実地試験が第二次検定と名称変更しました。
第二次検定のみ受験資格が設定されています。
2級管工事施工管理技士の第一次検定合格者には、新たな資格として技士補が与えられます。
技士補を取得すれば、第二次検定を何度でも受験できます。
また1級管工事施工管理技士を受験するときは、5年以上の実務経験が必要とされますが、2級管工事施工管理技士の第二次検定合格者は実務経験なしで受験できます。
2級管工事施工管理技士の勉強法
第一次検定は、マークシート方式であり、過去問と似た問題が出題されやすいです。
過去問を何度も解いて間違えないで答えられるようにするのが、第一次検定合格の近道です。
分からない問題や間違った問題は、参考書やテキストを使って調べて正解できるまで解きましょう。
過去問を一通り解けば、苦手ジャンルと得意ジャンルが分かります。
6割以上正解で合格となるので、得意ジャンルを重点的に学んでいき正解数を増やすのが良いです。
そして、必須科目から先に学んでいき、選択科目は次に学ぶと効率よく勉強できます。
計算問題も出題されるために、克服できないジャンルは捨てることも考慮してください。
第二次検定は、全て記述方式です。
必須科目2問、選択科目2問の合計4問を解いていきます。
最初の5問は、施工要領図などの読み取り、ネットワーク工程表、バーチャル工程表、法令などが出ます。
この5問は毎年の出題内容に大きな変化はないために、過去問を解いて対処しましょう。
6問目は必須問題の経験記述となっており、施行経験を踏まえ与えられたテーマで文章を書きます。
過去問では対処できず、テーマに沿った実務経験内容を考慮し文章を書いてみましょう。
テーマは、施工管理・安全管理・品質管理・工程管理のどれかです。
文章を書くことに慣れていないと文章を書けないので、過去のテーマで練習しておくと良いです。
試験合格に必要な勉強時間
2級管工事施工管理技士の試験を受けるならば、1日2時間の勉強を30日間程度行うと試験に合格できるぐらいの学力が身につきます。
もしも1日1時間しか時間が取れないとなれば、合計で60時間の日程が必要です。
1日どれくらい勉強できるかで、日数を調節してください。
ただし実務経験の有無や年数によって、勉強の理解度が変わるので、1日2時間の30日間勉強するのが目安です。
参考書で専門用語などを覚えるのは、通勤時間などでも行えますが、過去問を解くとなればある程度まとまった時間が必要です。
試験勉強を進めるときのポイント
試験合格を目指すならば、毎日の勉強時間確保が必要です。
平日でも最低1時間は確保し、休日は更に多くの時間を確保すれば、効率的に勉強を進めていけます。
ただし、計画を立てても計画通りに進まないときもあり、どうしても勉強が進まないとなれば、カリキュラムで進める通信講座の活用を検討してみましょう。
通信講座ならば、勉強計画をカリキュラムにそって立てられ、過去問での対策が行いにくい第二次検定の添削をしてくれます。
如何にモチベーションを維持できるかが、効率よく勉強を続けられるかのポイントです。
自宅で学習するとなれば、スマホやネット、テレビなど誘惑が多いので、図書館など集中して勉強できる環境を作り学習するのも一つの方法です。
勉強しても分からず、問題が解けないとなれば、自然とモチベーションは下がります。
得意分野から学んでいくと、どんどん問題が解けて勉強がはかどります。
試験の合格点は6割正解であるために、全ての問題をまんべんなく理解するのではなく、合格最低点を取れるよう勉強すると、効率よく学べます。
まとめ
2級管工事施工管理技士は、学科の第一次検定と実地の第二次検定があります。
6割以上の正解で試験合格となり、2級管工事施工管理技士の資格を得られます。
過去問と同じ問題が出題される傾向にあるため、試験勉強では過去問を解いていきましょう。
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